シミの原因?メラニンとは?

2019/08/20 フェイス
肌の断面図

今日の記事は昨日の『シミを根本から防ぐために』の続きになります。まだ読んでいない方は是非こちらもあわせてお読み下さいね!

 


 

今日はメラニンの役割についてお話していこうと思います。

 

シミの原因としても有名なメラニン色素。しかしそのメラニンは、結論から申し上げますと 細胞を守ってくれています!

 

星野「ど、どう言うことなの!?」

 

宮本「ちょっと上の図を見てみて!お肌の断面図だよ」

 

星野「よくフェイスレッスンの時に描いている図だね」

 

宮本「表皮の一番下に真っ黒いメラノサイトっのがあるでしょ?それがシミの原因になるメラニンを生成している素なんだよ」

 

星野「くっ・・・!あいつさえいなければ・・・」

 

宮本「だめだよ!メラノサイトが正常に働いてくれないと肌がシワシワのクシャクシャになっちゃう!!」

 

星野「なっ、なんだって!!!!」

 

 

と言うことで、メラニンがどうやって肌を守っているのか?!をわかりやすく図解でお話していきますね。

 

まず、上の図にあるように正常なお肌の状態ですと、角質層が潤っていることでキメが整い 肌内部の水分を閉じ込めていたり外的刺激から守ってくれています。

 

ですが、紫外線を浴びることで下の図のように角質層が乾燥しカサカサになってしまいキメが乱れます。

 

 

角質が乱れる

すると、肌内部を守っていた角質層の防壁が崩れるために、内側の水分は蒸発していき紫外線がどんどん中へ突き刺さってきてしまいます。

 

よく一日外で活動していた時などに、肌が真っ赤になってしまったり 熱を持ってしまったり ヒリヒリしたり・・・と、いわゆる日焼けを経験された方は多いと思います。

 

これは肌が日焼けをしたことによって炎症を起こしていると分かりやすい症状なので、冷やしたり保湿したりと対処されることが多いですよね。

 

しかし、ちょこっと近くのコンビニまで・・・。ちょこっと洗濯物干すだけ・・・。などの日焼けの症状が出てこない程度の紫外線。実はこれが厄介だったりします。

 

インフラメーション

症状は軽くとも、紫外線を浴びれば肌の中で炎症は起きているんです。

 

この炎症が起きると何が起こるのか。

 

メラノサイト「ムムム??肌が危険を知らせているな!」

 

メラノサイト「このままでは表皮を突き抜けて、肌の弾力を作っている真皮のコラーゲンやエラスチン。ヒアルロン酸が破壊されてしまう!!!」

 

メラノサイト「さぁ!これ以上被害が拡大しないようにディフェンスを固めるぞ!」

 

メラニン「あいあいさーー」

 

メラニンの帽子

と、このように真皮を破壊される危機を察知したメラノサイトは、細胞1つ1つにメラニンを帽子のように被せることによって身体を守ろうと防衛機能を働かせます。

 

これらの身体を守るための働きが、肌の表面から見ると黒っぽいような茶色っぽいような色に見え「シミ」と呼ばれる症状になっているんですね。

 


 

宮本「どうかな?メラニンのことちょっとは見直したんじゃないかな?」

 

星野「身体を守ってくれているのはありがたいけど、シミはやっぱり嫌だな・・・」

 

宮本「そこは大丈夫。昨日の記事にもあった通り、ターンオーバーを正常化させればメラニンの帽子をかぶった細胞は垢となって剥がれ落ちていくから!」

 

星野「それはわかるんだけど、じゃぁ何でずっと同じところにあるシミは消えないの?」

 

宮本「いいところに気が付いたね!でもね、それを話すと長くなっちゃうから知りたい方は是非フェイスレッスンを受講してみてくださいね!