髪の状態を把握してみよう
この記事は
の続きになっています、まだ読んでいない方はそちらも併せて読んでみてくださいね。
しかしケアで治らないとは言っても、ダメージばっかり気にしていては季節に合わせてカラーを楽しむことも、イメージチェンジにパーマをかけることも、扱いやすくするためにストレートパーマをかけることも出来なくなってしまいます。
きちんと自分の髪の状態(髪の毛のダメージレベル)を把握していれば、ホームケアの方法も明確になってくるので 、正しいケアをしてお洒落を楽しんじゃいましょう!
卒業式が終わったその後は…失敗しないヘアカラーのオーダー方法!
こちらの記事の1部に書かせていただいた
クセが強くて縮毛矯正をしている方
夏休み等の長いお休みの時に自分でカラーをして自分で黒に戻した方
特にこの2パターンの場合は必ず伝えた方がいいいですよ!
この部分も図を入れながらなるべくわかりやすいように解説していきます。
自分の髪の状態(ダメージレベル)について
髪の状態は、みなさんそれぞれ違います。
同じ人であっても、顔周りや耳の後ろ、根元や毛先など箇所によって髪の毛の状態は違うんです。
その方の元々の髪質であったりカラーやパーマの有無、ホームケアの方法などで大きく変わってきます。
しつこい様ですが一度ダメージを受けてしまった髪の毛は、巷でよく話題になっている超修復トリートメントをしようが、やればやるほど髪の毛が蘇ると謳っている髪質改善をしようが
ダメージが進行することはあっても修復はしません!
(2018年9月現在では)
これを踏まえてお話をすすめていきますね。
まず、生えてきたばかりの髪の毛(バージン毛)を100点とします。
ここにカラーやパーマなど薬剤を用いた施術をしていきます。
カラー…−20点
ストレートパーマ…−50点
とします。もちろん使用する薬剤やホームケアの仕方等でこの点数は変わってきますが、わかりやすくする為にカラーは今回は一律−20点にさせていただきます。
バージン毛…100点
ここにカラーをすると-20点になるので80点の髪になります。
ここからさらに根元のカラー(リタッチ)を繰り返していくと…こんなダメージレベルの髪の毛になります。
「根元のプリンが目立ってきたなぁ~。髪の毛の全体の色も落ちてきちゃったし季節も変わるから今回は全体を染めてよう」
すると、新生部を除き1回目に染めた部分とリタッチした2回分のエリアは今回のカラーで「2回目」のカラーによる薬剤処理をされていることになるので、20+20=40で-40のダメージレベルになっています。
【新生部】
バージン毛(100点)-ダメージレベル(-20点)なので80点の髪の毛の状態
【既染部】
バージン毛(100点)-ダメージレベル(-20点+-20点=-40点)なので、60点の髪の状態
「クセが気になるなぁ…ストレートパーマをしよう」
今の髪の持ち点は、根元付近が80点で中間~毛先にかけてが60点!そこに−50点のストレートパーマをすると…
根元付近は30点。中間から毛先は10点ですね?
これがもしホームカラーや美容室で染めたとしてもきちんと後処理をしていないとダメージレベルはもっともっと高くなってしまいます。
ましてや「髪が濡れた寝る」「毎日180度近い温度でアイロンをする」などホームケアがしっかり出来ていないと蓄積したダメージで………
とうもろこし!!!
(;゚Д゚)ガクガクブルブル
(;゚Д゚)ガクガクブルブル
(;゚Д゚)ガクガクブルブル
怖すぎますね………
こんな感じでダメージは蓄積していきます、そして髪の持ち点が0点または0点以下になってしまった場合にこのような事が起きてしまうと言う事です。
いかがでしたか?なるべくわかりやすく書いたつもりなのですが………
星野「くっ………もっとたくさんの言葉を知ってさえ入れば………」
明日はこの対処法についてです!