髪の毛の傷み・ダメージその原因

2019/03/26 ヘアー
ジーニー

星野「さて今日も始まりました!IHC(Irisハゲたくないクラブ)会長の星野です!」

 

星野「では早速お便りを読んでいきましょう!」

 

宮本「長くなるんだからやめなさい!」

 

この記事は

 

髪の毛の傷みやダメージってどう言うこと?

 

こちらの続きになっています!まだ読んでいない方は併せて読んでみてくださいね!

 

今日は昨日の続きですね!どのように髪の毛はダメージを受けてしまうのかです!

 

キューティクル損傷の主な原因

 

摩擦

 

過度なブラッシングやアイロン、シャンプー、タオルドライなど。

キューティクルは薄くデリケートなので非常に摩擦に弱いです。特に髪が濡れている時は、キューティクルが開いているため、より摩擦による損傷を受けやすくなっています。

 

 

締めつけ

 

同じ位置できつく縛っていると、そこの部分に負荷がかかり過ぎてしまいます。

 

 

薬剤

 

カラー、パーマ、ストレートなど。

 

これが主な原因です。

 

次に1本の髪の毛の根元と毛先の拡大写真を見てみましょう。全て同じ倍率で撮ってあります。

根元キューティクル

まずは根元付近の写真なのでキューティクルの層がしっかりしてますね。

 

次は毛先です

毛先キューティクル

かなりキューティクルが剥がれ落ちてしまっているのがわかりますか?

しかもササクレだってしまっていて、いかにも剥がれそうです。

 

さらにこの毛先のダメージが進行していくと………

キューティクル無し

これは別な人の毛先ですが、キューティクルがほぼなくなってしまっている状態です。

つるーんとしていて守ってくれるものがなくなってしまいました。

 

表面がこんな風になっていたら、もちろん手触りも悪いですね

 

写真だとわかりやすいのではないでしょうか?

 

さらにひどい状態になっていると裂けるチーズみたいになっているのもあるんですよ!

 

次はご飯の部分だったケラチンタンパク(薬剤が作用する場所)

 

イメージしやすいと思うので、今回はパーマで説明させていただきます。

 

パーマの薬剤はケラチンタンパク質に作用してパーマの形を作ったり、まっすぐにしたりしています。

 

キューティクルのダメージによって蓋がなくなり、ケラチンタンパク質が流れでてしまうと薬剤が作用する部分が減ってしまいます。

 

この穴が空いてしまった所は、薬剤が作用する場所がないのでパーマがかからないんです。

 

つまりダメージの穴が多ければ多いほどしっかりとパーマがかからないって事ですね!

 

【コルテックス(ケラチンタンパク質)損傷の主な原因】

 

薬剤

 

カラー、パーマ、ストレートなど。

薬剤によって、元々のケラチンタンパク質の羅列が組み替えられるたり、メラニン色素を壊して髪のトーンを明るくするので、当たり前ですがダメージを受けます。

 

 

タンパク質は、60°C以上になると熱変性を起こします。(生卵が茹で玉子になる原理)

ですので、毎日高温でコテやアイロンをしていると髪の毛そのものが硬くなってしまいます。

 

髪の毛は一度ダメージがおきてしまうと治りません!

 

日頃からしっかりケアをしてあげましょう!