シャンプーのしすぎで薄毛に?
6月に入り気温もだいぶ高くなってきました。
暑くなってきてよく耳にするのが『夏は朝と夜シャンプーをする』です。
確かに寝ている間に汗をかいてしまい気持ちが悪いですよね?
しかしその朝と晩のシャンプーは薄毛につながる原因ですよ?
夜にシャンプーをすると寝ている間に綺麗な皮脂が出てきます。
皮脂と汗が混じり合うことで天然のバリア(皮脂膜)ができます。
しかし朝シャンプーをしてしまうと、綺麗に皮脂膜を取りいてしまい薄くてデリケートな皮膚が剥き出し状態になってしまうのです。
その結果
脳「このままでは乾燥してしまう!大変だっ」
と判断した体の司令塔である脳が、もっと皮脂を出せ!!!!!!と命令を出し始めます。
皮脂がとられ過ぎてものすごく肌は乾燥しているのに皮膚表面だけはギトギト脂っぽい。
表面がギトギトしているので自分は脂性だと勘違いをして過剰に洗浄してしまう。
すると脳が皮脂を………
悪循環の典型的な例ですね。
これが俗に言うインナードライの始まりです。
特に25歳くらいまでの方ですと、皮脂の分泌も盛んですしお年頃なのでベタつきや臭いに過剰反応してしまいがちで、1日に2回以上シャンプーしてしまうケースもあるのではないでしょうか?
もしそれくらいの年頃のお子さんをお持ちで1日に何度もシャンプーしているようでしたら、「そんなに洗ってると余計に臭いが出るし将来ハゲちゃうよ!」と教えてあげてください。
インナードライ状態の頭皮は、読んで字の如く皮膚の中が乾燥状態にあります。
肌が乾燥してしまうと細胞そのもののハリや潤いが失われてしまうためヘアーサイクルの乱れを引き起こしてしまうのです。
元気な髪を育てるための大切な条件である『ヘアーサイクルの正常化』『清潔な頭皮』を目指してシャンプーしているのに、乾燥させてしまっては本末転倒です。
さらに今の時期は紫外線がとても強い時期でもあります。
過剰に分泌された皮脂が紫外線によって酸化してしまうことも薄毛の原因になってしまいます。
少しでも薄毛の原因を作らないためにもシャンプーは夜に1回だけにしましょう!
どうしても気持ち悪い場合はシャンプー剤は使わずにシャワーで流すだけにしましょう!
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6月11日(火曜日)6月12日(水曜日)のブログは講習の為お休みさせていただきます。